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ID : 5588
公開日 : 2007年 12月25日
タイトル
木片チップから作る代替燃料「セルロース系エタノール」の開発
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新聞名
MSN産経ニュース
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071225/biz0712252021025-n1.htm
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写真:
 
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世界生産台数で2年連続の「世界一」となる計画を25日公表したトヨタ自動車。年末記者会見で渡辺捷昭社長は、ガソリンエンジンと電気モーターを併用するハイブリッド車に使う充電池について、高効率のリチウムイオン電池の量産を検討していることを明らかにした。ガソリンの代替燃料と期待されるバイオエタノールについても新技術の開発を表明。ハイブリッド車に軸足を置きながらも“全方位”で環境技術の開発に取り組み、着々と「世界一」の足場を固める戦略だ。
 「(環境戦略の)役割の中心はこれまで通りハイブリッド車だ」
 渡辺社長が会見で力を込めたのには、「自社の戦略が正しかった」との自負がある。トヨタのハイブリッド戦略を担ってきた専用車「プリウス」は平成9年に世界初の量産型ハイブリッド車として日本でお目見え。4年前に現行型が登場して以来、ガソリン1リットルあたり35・5キロメートルの燃費性能を武器に市場を席巻した。今月に発売から丸10年を迎えたものの、その勢いは衰えていない。
 これまでも渡辺社長は2010年代の早い時期にハイブリッド車の年間販売台数を100万台に乗せ、その上で全車種にハイブリッド対応モデルを設定することを表明していたが、この日はさらに踏み込んだ。それが新型充電池の開発だ。
 現在、プリウスなどにはニッケル水素電池が用いられ、トヨタは松下電器産業との合弁会社「パナソニックEVエナジー(PEVE)」で開発・製造を行ってきた。高効率のリチウムイオン電池の開発も進めてきたが、リチウムイオンについても本格的な量産スタートについて検討に入った。
 リチウムイオンはニッケル水素より小さいスペースに大量の電気をためられるが、携帯電話やパソコンの発火事故などが相次ぐなど、安全性の確保が難しい。PEVEではこうした安全性やコスト面で一定のめどをつけたもようだ。
 トヨタはハイブリッド車の“進化形”として電気コンセントから充電可能な「プラグインハイブリッド車(PHV)」を開発中だが、PHVは電気だけの走行距離が増えるため、より大容量の電池が必要。「量産時期は未定」(渡辺社長)とするトヨタだが、PHVへの搭載を念頭に置いているのは間違いない。
 一方で、渡辺社長は木片チップから作る代替燃料「セルロース系エタノール」の開発に着手したことも明らかにした。トヨタのバイオ技術開発チームが社外の大学・研究機関と連携し、開発を進める。木材はトヨタが今秋に取得した三重県内の山林(約1630ヘクタール)の間伐材を用いる。トウモロコシなどの穀物をバイオエタノールの材料とすることには「穀物相場に与える影響が大きい」(トヨタ幹部)との声もあり、木材の利用を進めることにした。
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