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ID : 2903
公開日 : 2007年 2月28日
タイトル
市場が求める大径木育成学ぶ 南丹で林業教室
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007022800178&genre=K1&area=K40
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元urltop:
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写真:
 
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幹が太く商品価値が高い「大径木」の育成を学ぶ林業教室「100年の森づくり」が28日、京都府南丹市美山町深見の山林で開かれた。安価な輸入材に押されて国内林業の不振が続く中、参加した林業家らが「市場が求める良質の木材を出荷すれば道はある」と思いを膨らませた。
 同教室は美山町森林組合、同町優良材づくり振興会などが主催。会場は同町制30周年(1985年)を記念して指定した「大径木育成林」で、地元の林業家ら約30人が参加した。
 木材市場を経営している北桑木材センター(京都市右京区京北下弓削町)の中坂昭会長が「この育成林は国道(162号)に面しており、よく手入れをすることで大径木の価値を多くの人に知ってもらえる」とあいさつ。日吉町森林組合の山口貞三副組合長を講師に開講した。
 樹齢100年近いスギやヒノキが点在する一方、間伐したほうがよい木も目立ち、山口副組合長は「価値の高い木に育てようとする場合、その木を中心に半径4メートルの範囲は間伐すること。日当たり、風通し、雪対策など総合的に判断する必要がある」などと説明した。
 参加者は早速、間伐すべき木に印を付けて実地研修し、美山材の生育に期待を寄せていた
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