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ID : 1816
公開日 : 2006年 10月 9日
タイトル
誤って国有林を大量伐採
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新聞名
札幌テレビ
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元URL.
http://www.stv.ne.jp/news/item/20061009185251/
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元urltop:
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写真:
 
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道南の上ノ国町の国有林で林野庁が必要以上の樹木を大量に伐採していたことが分かりました。林野庁は、「間違って切ってしまった」としていますが、はたして本当なのでしょうか。上ノ国町湯ノ岱地区です。伐採現場は人目を避けるように山の中にありました。今回の問題を追及している市川弁護士です。(拝野記者)「中央に木材を切った端材が山のように捨てられている」(市川弁護士)「(Q縦横無尽に道路がありますね?)幅広い道路を作るために山を削って、その結果出てきた土砂と木材を沢に捨てている。あたり構わず切ったまくったという感じですね」林野庁は、なぜか当初の予定より435本も多く伐採をしていたのです。伐採は樹木の密度を調節する間伐を目的としています。しかし国有林のため、たとえ間伐でもその伐採する範囲については事前に協議をしなければなりません。その国有林を本来管理すべき森林管理署が計画を大きく超えて伐採をしていたのです。(市川弁護士)「ここは土場いって、切った木材を一定の長さに切って積み上げる場所のことをいう」本来この土場は事前申請では20メートル四方の大きさでした。しかし林野庁はその7倍以上もの土場を作っていました。そして、ここには当初の計画にない「土場」も作られていました。(拝野記者)「この高い場所、尾根から降りたこちらの場所は本来木を切る場所には入っていません。しかし重機の跡がみられるほかにあちこちに木の切り株をみることができます」結局、林野庁は計画の3倍近い面積の土場や道路を作っていて、435本もの木を誤って切ってしまったと発表しました。それも林野庁は誤って切った数を当初294本と報告し、のちに修正したのです。(北海道森林管理局・青木正伸課長)「実際事業をやっていて実行の結果が必ずぴったり一致するということはありませんので(計画と変更になるのは)十分考えられること。変更になるとき再協議を行なわなかった(桧山森林管理)署のミスである」(市川弁護士)「森林管理署が放置したのははっきりしている。見誤ったというのは言い訳にすぎなくて、客観的事実からすればその主張は成り立たない」なかなか人目につきにくい国有林の伐採作業。林野庁は担当者への指導を徹底したいと話しています。
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