ID : 15517
公開日 : 2010年 3月29日
タイトル
エコ活動でCO2削減認定
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20100328-OYT8T00024.htm
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元urltop:
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写真:
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県森林整備、バイオ燃料など 県は、企業などが植林などの環境保護活動を行えば、排出した二酸化炭素(CO2)を一定量削減したと認める「とちぎカーボンオフセット」を4月1日から始めると発表した。県が独自に企業などの取り組みを評価することで、民間に地球温暖化対策を進めてもらう狙いだ。
カーボンオフセットとは、企業や個人が排出するCO2を削減しきれない場合、森林整備などCO2削減につながる活動を行ったり資金を援助したりすることで、間接的にCO2排出量を削減したとみなして相殺する仕組み。
県のカーボンオフセットは、〈1〉植林や間伐などの森林整備〈2〉樹木を原料にしたバイオマス燃料の活用〈3〉自然エネルギーを使ったグリーン電力の購入――の3種類の活動で認める。県によると、3種類の活動を組み合わせて行うのは全国で初めてという。
企業が県内で森林整備を行った場合、整備した森林が吸収するCO2の量を県が認証し、証書を発行する。吸収量の換算方法は、宇都宮大農学部が協力して科学的に決めた。他県では森林整備は針葉樹を対象とするのが大半なのに対し、広葉樹も認めるのも特徴だ。
県独自の基準のため、「国内クレジット制度」など国レベルの排出量取引とは連動していないが、企業は県から環境活動で「お墨付き」を得ることで、地球温暖化対策に熱心な企業だとアピールできる。
県地球温暖化対策課では、「できるだけ多くの企業や人が参加できる仕組みにしたので、県民総ぐるみで温暖化対策に取り組んでほしい」と話している。県森林整備、バイオ燃料など 県は、企業などが植林などの環境保護活動を行えば、排出した二酸化炭素(CO2)を一定量削減したと認める「とちぎカーボンオフセット」を4月1日から始めると発表した。県が独自に企業などの取り組みを評価することで、民間に地球温暖化対策を進めてもらう狙いだ。
カーボンオフセットとは、企業や個人が排出するCO2を削減しきれない場合、森林整備などCO2削減につながる活動を行ったり資金を援助したりすることで、間接的にCO2排出量を削減したとみなして相殺する仕組み。
県のカーボンオフセットは、〈1〉植林や間伐などの森林整備〈2〉樹木を原料にしたバイオマス燃料の活用〈3〉自然エネルギーを使ったグリーン電力の購入――の3種類の活動で認める。県によると、3種類の活動を組み合わせて行うのは全国で初めてという。
企業が県内で森林整備を行った場合、整備した森林が吸収するCO2の量を県が認証し、証書を発行する。吸収量の換算方法は、宇都宮大農学部が協力して科学的に決めた。他県では森林整備は針葉樹を対象とするのが大半なのに対し、広葉樹も認めるのも特徴だ。
県独自の基準のため、「国内クレジット制度」など国レベルの排出量取引とは連動していないが、企業は県から環境活動で「お墨付き」を得ることで、地球温暖化対策に熱心な企業だとアピールできる。
県地球温暖化対策課では、「できるだけ多くの企業や人が参加できる仕組みにしたので、県民総ぐるみで温暖化対策に取り組んでほしい」と話している。