ID : 15481
公開日 : 2010年 3月26日
タイトル
地元間伐材で燃料 富山市の木質ペレット製造施設完成 化石燃料の使用減へ
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新聞名
富山新聞
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元URL.
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20100326202.htm
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元urltop:
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写真:
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富山市の木質ペレット製造施設「とやまペレット」の完成式は25日、富山市中大浦で 行われ、関係者約70人が間伐材など地元の木材を加工して燃料を作る施設の完成を祝い 、化石燃料にかわるエネルギーづくりの推進に期待を込めた。 同施設を運営する丸新志鷹建設(立山町)の志鷹新樹社長のあいさつに続いて、環境省 総合環境政策局環境計画課の小森雅一計画官、森雅志富山市長が「化石燃料の使用量削減 につながることを期待する」と祝辞を述べた。
坂田光文県議ら8人によるくす玉割りが行われた後、森市長ら3人で起動のスイッチを 押し、スギの間伐材がおがくずに加工される様子を見守った。
施設は県内のスギの間伐材などを粉砕、圧縮し、ストーブなどの燃料に使用するペレッ ト(固形燃料)に加工し、製品として出荷する。バイオマス資源の地産地消を推進し、年 間ペレット1500トンの生産を目指す。2010年度内には富山市内のプールや立山町 内の保育所など公共施設での使用を予定している。