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ID : 15242
公開日 : 2010年 3月 5日
タイトル
「養殖」への支援拡大 いかだ再建に木材提供も 岩手
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100306t73008.htm
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写真:
 
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チリ大地震津波で被害を受けた養殖漁業者に対する支援が広がっている。大手スーパーが被害に遭ったホヤを販売したのを皮切りに、地元スーパーなども追随。岩手県沿岸部の森林組合は養殖いかだに使用する木材を地元漁協に無償提供する方針を打ち出し、漁業者への「助け舟」が増えつつある。
 スーパーのジョイス(盛岡市)は5日、損壊して引き上げられた大船渡産の養殖ホヤ(230キロ)を入荷。盛岡市や北上市の32店舗で販売を始めた。同社経営計画室の阿部修室長は「地場のホヤが廃棄されてしまうのは惜しい。これを機に消費者にたくさん食べてもらいたい」と話す。6日も230キロの納品を予定している。
 このほか、ベルプラス(盛岡市)17店、ユニバース(八戸市)16店、マイヤ(大船渡市)14店、いわて生協(滝沢村)8店が県内外で同様にホヤの販売を始めた。
 養殖漁業の復旧へ向けた支援も動き始めた。 気仙地方森林組合(住田町)は、カキ用の養殖いかだに使う間伐材を大船渡市漁協を通じて漁業者に無償提供することを決めた。長さ4メートルの木材を500本程度譲るという。〓木沢光毅組合長は「天災でもあり、できる限り協力したい」と語った。