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ID : 15239
公開日 : 2010年 3月 5日
タイトル
里山ボランティア:「ふくの森の会」10周年、巌流島で記念植樹 
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20100304ddlk35040443000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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◇「自然豊かな下関に」 下関市の里山保全ボランティア「ふくの森の会」が発足10周年を迎え、このほど、巌流島で黒松30本の記念植樹を行った。「海峡の街の源も山にある」と信じ、同市内日地区の里山整備や荒廃が進む火の山の手入れなどに取り組んできた。会は今後も週末を中心に「自然豊かな下関」づくりを続ける。
 会は00年1月発足し、現在は51家族と10団体が参加。内日ダムのほとりの山林「ふくの森」などで里山整備や野菜作り、アウトドア体験を行っている。
 里山では落葉広葉樹の植林に力を注ぐ。山は落ち葉が多いと土壌が肥え、その栄養分はわき水や雨とともにやがて海へと流れ込む。「山が健全であればこそ海も潤う」。それが会の考えだ。活動の原動力は「楽しいこと」。山で体を動かし、昼は皆で弁当を開く。森で食べる野菜たっぷりのみそ汁は、まさに山の恵みだ。
 先月28日の巌流島植樹にはメンバー29人が参加。島東端の芝生広場に松食い虫や塩害にも強い「スーパー黒松」の5年生と10周年記念プレートを立て、決意を新たにした。会は自然が好きな新メンバーも随時募集している。連絡は事務局の秋本秀雄さん方(083・245・9242)へ。