ID : 14961
公開日 : 2010年 2月 5日
タイトル
環境によく“やわらか” 薪ストーブ満喫
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新聞名
日本海新聞
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元URL.
http://www.nnn.co.jp/news/100206/20100206051.html
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元urltop:
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写真:
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冬の暖房は薪(まき)ストーブがいいなあ-。兵庫県香美町小代区神水の井上薫さん(67)宅は、7年前から自宅に薪ストーブを設置し、環境によく部屋全体がやわらかくなる“薪暖”を満喫している。
部屋全体がやわらく暖まり、環境にもいい「薪ストーブ」=香美町小代区神水の井上さん宅 薪ストーブの設置は井上さんが北但西部森林組合に勤務していて、間伐材の有効利用策として考えたのがきっかけ。井上さんは2003年に家を新築し、長年の夢だった「薪ストーブのある家」を手に入れた。
薪ストーブは縦の箱型で、薪が燃えるときに出る一酸化炭素などのガスを再燃焼できる構造になっている。1階のフロアの居間で、仕切りのないダイニングキッチンの部屋も一緒に暖かくなるように設置しており、上部ではやかんでお湯を沸かしたり、パンを焼いたり、煮炊きができる。
燃料の薪は、自宅近くの山林から出るヒノキの間伐材やシイタケの原木を利用。井上さんは「ストーブの購入、煙突の設置などに費用はかかったが、燃料はいわば無料。長い目で見れば地球温暖化を抑え健康にもよく、省エネ対策になる」と話しており、薪ストーブを利用したエコシステムの策定を提案している。