ID : 14937
公開日 : 2010年 2月 5日
タイトル
間伐材の「はし」いかが 道志村が製作 横浜などで販売検討
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新聞名
山梨日日新聞
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元URL.
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/02/06/15.html
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元urltop:
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写真:
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道志村は、村内の水源かん養林の間伐材を使って、オリジナルのはしを製作している。間伐材の有効活用を図るのが目的。将来的には村内に水源林がある横浜市などで売り出すことも検討している。 村産業振興課によると、森林整備の際に間伐したヒノキを利用。製作は村の木材加工業者「モックン」に依頼し、これまでにはし1500膳(ぜん)を作製した。スギ材のはしも作製中で、年度内には完成する見込み。作製したはしは、村内に水源林を持つ横浜市のイベント会場や村内で開かれた講演会などの際、無料で配布。いずれも行列ができるほどの盛況ぶりだったという。 今後は外食の際の「マイはし」として使用してもらうため、布製のはし袋やはし箱の製作も検討中。本年度中に販売を開始する予定で、横浜市内の飲食店などに売り込んでいくという。 村は面積の93%が森林で、このうち約4割に当たる2873ヘクタールが横浜市の水源かん養林となっている。同課は「間伐を通して水源かん養林機能を高めるとともに、はしの製作を村の産業として確立したい」としている。