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ID : 14718
公開日 : 2010年 1月22日
タイトル
日本品質保証機構、J-VER制度の森林吸収活動プロジェクトの第1号案件を検証
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新聞名
nikkei BPnet
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元URL.
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20100121/103014/
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元urltop:
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写真:
 
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財団法人日本品質保証機構(JQA)は、住友林業がオフセット・クレジット(J-VER)制度に基づいて行う社有林管理プロジェクトに関するCO2吸収量を検証した。同制度の森林吸収活動プロジェクトの第1号案件。同機構の検証結果を踏まえて、2083tがオフセット・クレジットに認証された。
 住友林業のプロジェクトは、宮崎県美郷町、椎葉村の社有林で行う森林の管理・整備。社有林をCO2のオフセット・クレジットに活用することで新たな価値を加えるため実施。オフセット・クレジットを山林経営の採算性を向上させるビジネスにして、山林の活性化や森林整備を推進する。
 同機構は、2004年12月の国連気候変動枠組み条約第10回締約国会議(COP10)でクリーン開発メカニズム(CDM)の世界初の指定運営機関となり、その後J-VER制度や、環境省の自主参加型国内排出量取引制度(JVETS)、カーボン・フットプリント制度などで排出量の検証を実施。今回、間伐・植林など森林整備によってCO2吸収量を増大させる「持続可能な森林経営促進型プロジェクト」の最初の認証案件の検証を行った。
 同機構の検証結果を踏まえ、環境省に設置されたJ-VERの認証・発行・管理を行う機関、J-VER認証運営委員会が同プロジェクトによる森林CO2吸収量として、住友林業のプロジェクトで2083tを認証した。
 2008年11月に環境省が創設したJ-VER制度は当初、CO2排出削減プロジェクトだけが対象だったが、2009年3月、林野庁と連携して森林のCO2吸収量を増加させる森林管理プロジェクトが追加された。同機構は、今回の森林吸収活動プロジェクト第1号案件の検証実績を弾みに、排出量検証機関としての事業強化を図っていく。
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