ID : 14527
公開日 : 2009年 12月16日
タイトル
Jパワーほか 林地残材を木質ペレット化、発電用燃料として有効利用
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新聞名
サーチナニュース
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元URL.
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1217&f=business_1217_101.shtml
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元urltop:
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写真:
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電源開発(Jパワー)と宮崎県森林組合連合会は、未利用の国内林地残材等を発電用燃料として有効活用するために、木質ペレットを製造する新会社「宮崎ウッドペレット」(宮崎県小林市)を設立すると発表した。新会社は、宮崎県の「森林整備加速化・林業再生事業」の支援を得て設立し、両社の共同出資による資本金は3億円。2010年度末の運用開始を予定している。設備の規模は、林地残材等受入可能量が8万m3/年で、ペレット製造能力は2.5万トン/年。
Jパワーは、石炭火力発電所におけるCO2排出削減策として、バイオマス燃料と石炭の混焼利用に取り組んでいる。新会社で製造するペレットは、新エネルギー導入促進協議会の「平成21年度林地残材バイオマス石炭混焼発電実証事業(経済産業省補助事業)」で利用する。同実証事業は、松浦火力発電所で2009~2010年度に実施するもので、混焼発電の運用開始は2010年度末を予定している。規模としては、発電電力量が約4,500万kWh/年、CO2削減量が4万トン/年となる見込みだ。