ID : 14440
公開日 : 2009年 12月17日
タイトル
都留市、間伐材を木質チップ化 バイオマスタウン構想の素案
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新聞名
山梨日日新聞
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元URL.
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/12/16/12.html
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元urltop:
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写真:
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都留市は、森林の再生などを進めながら、循環型社会の構築を目指す「バイオマスタウン構想」の素案をまとめた。市内の間伐材を木質チップ化する施設やメタンガスの精製と堆肥(たいひ)化を行うプラントの建設などを盛り込んでおり、市民らの意見を取り入れた上で年度内の策定を目指す。 計画は2013年までの5年間。構想では、(1)森林資源(2)耕作放棄地(3)廃棄物系バイオマス(4)廃食油-の有効利用を柱に掲げている。 市政策形成課によると、市の面積の85%が森林であることから、丸太などの残材や間伐材を市内に建設する施設で木質チップに変換。ストーブやボイラーの燃料として活用する。 また、家畜のふん尿や生ごみなどを専用施設でメタンガスや堆肥に変え、燃料として利用するほか、有機肥料としても活用する。このほか、耕作放棄地で収穫した米を利用した米粉製造工場の建設や、市の小水力発電施設の活用も進める。 今後、市民や学識経験者らで構成する市バイオマスタウン推進地域協議会の開催や、パブリックコメントの募集などを通し策定に向けた準備を進める。市政策形成課は「市民の意見を加えながら、より良い構想を策定したい」としている。