ID : 14159
公開日 : 2009年 11月26日
タイトル
<李大統領>北韓山林緑化に意欲 官民あげて推進へ
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新聞名
民団新聞
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元URL.
http://www.mindan.org/shinbun/news_bk_view.php?page=1&subpage=2359&corner=4
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元urltop:
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写真:
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南北に利益 来年初にも具体化 李明博大統領は、17日に主催した国務会議で北韓の山林状況と造林事業を進めた場合に韓半島全体に与える効果を把握するよう関連官庁に指示した。李大統領は、かねてから「北韓の山林緑化」について協力を表明しており、南北双方に実益のある経済協力事業の拡大および韓半島全体の環境保全につながるものとして、改めて強い意欲を示した。
李大統領は、二酸化炭素排出権の確保に向けウルグアイで造林地を買い入れたPOSCOに言及し、「南米よりは近くて樹木が少ない北韓で造林を進めた方がよいのではないか」と述べ、北韓の山林実態の把握などを改めて促した。
また、民間や地方自治体が散発的に北韓で植樹を行っていることについて、低炭素・緑色(グリーン)成長の一環として政府が総合的かつ体系的な計画を立て、北韓での造林を支援する案を研究し、検討するよう求めた。
李大統領は、これまでも開発途上国での造林事業だけでなく、北韓での同事業の推進がさまざまな面で国益のためにもなると表明してきた。非政治的で人道的な交流事業として南北関係の改善に肯定的な影響を与え、二酸化炭素排出権も確保できる上に、韓半島全体の山林環境をバランス良く向上させることができるという考えだ。
李大統領の指示を受け、山林庁は北韓の山林状況や樹木分布などの把握に乗り出した。また、大統領直属の緑色成長委員会は山林庁の研究結果などを基に、早ければ来年1月に北韓内造林地造成事業を案件化する。
李大統領は、2007年の大統領選挙の際、山林が荒廃した北韓に「1億本の木を植える」という公約を打ち出していた。昨年3月には環境部に続き統一部に対しても「北韓山林緑化協力」具体化方案の検討を指示している。