ID　：　14059

公開日　：　2009年 11月19日

タイトル

シンポジウム：間伐材活用テーマに３００人

新聞名

毎日新聞

元URL.

http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20091118ddlk13040224000c.html

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写真:

　

間伐材の活用を推進するためのシンポジウム「豊かな森林を次世代に引き継ぐために」（国土緑化推進機構主催、毎日新聞社共催）が１７日、千代田区内で開かれ、約３００人が参加した。
　東京大生産技術研究所の山本良一教授の基調講演や作家の三浦しをんさんらのトークの後、「森を愛（いとお）しむ」をテーマにパネルディスカッションが行われた。
　伝統木造構法で建てた「森の駅」を拠点に森づくりに取り組む静岡県掛川市の市民団体「時ノ寿（ときのす）の森クラブ」会長の松浦成夫さん（５６）は、「森が好きな連中が間伐などの作業に汗を流し、酒を飲む。森林再生の最前線に人が集まっている」と言い、「森と社会を結びつける仕掛けが必要だ」と強調した。
　一方、日本林業経営者協会の会長、速水亨さん（５６）は、「私自身、三重県で林業会社を経営しているが、人工林でもきちんと管理をすれば生物の多様性は保たれる」と説明。「林業の活性化には間伐材の活用は欠かせない。バイオマス利用など新しい使い方を考えることが大切だ」と提言した。

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