ID : 1512
公開日 : 2006年 8月20日
タイトル
豊川の水源の森守ろう ボランティア経験者ら新城で間伐学ぶ
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060822/lcl_____ach_____012.shtml
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元urltop:
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写真:
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豊川の水源の森を守る活動をしている市民団体が、11月に流域住民の意識向上を目指して開催するイベント「森の健康診断」に向けて準備を進めている。森林ボランティア経験者ら12人がこのほど、新城市内の山林で、分かりやすく科学的な間伐のやり方を学習。今後も森林整備に必要な技術を習得して、イベント当日に一般市民に指導する。 地域活性化を目指す「奥三河ビジョンフォーラム」が主体の事業。荒れた人工林を整備することが、水源の保護や災害防止のためにいかに大切であるかを知ってもらうとともに、豊川上・下流の両地域住民の連携の糸口づくりが狙い。
19、20日には「第1回森のデザイン講座」として、約20年前に間伐されたまま放置されていた新城市阿寺地区のスギ林に入り、一定面積ごとに木の本数や高さを調べ、平均以下の太さの木を伐採するといった勘に頼らない整備手法を専門家から学んだ。
フォーラム事務局の高橋啓(あきら)さん(39)は「下流域住民も、水源の森は共通資源だと認識することが必要。まず興味を持ってほしい」として、11月5日に新城市内の山林100カ所近くで行う「森の健康診断」への参加を呼び掛けている。問い合わせは事務局=電0536(23)2554=へ。