ID : 14043
公開日 : 2009年 11月18日
タイトル
森林税5年間延長県が見直し
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20091117-OYT8T01129.htm
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元urltop:
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写真:
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県民から意見募集 県は、2005年に導入し、今年度で事業が終わるやまぐち森林づくり県民税を5年間延長することなどを盛り込んだ現計画の見直し案をまとめた。税額は変更せず、新たに広葉樹の植樹などに取り組む。見直し案について県民から意見を募集し、2月議会に条例改正案を提出する方針。
県によると、個人から年500円、企業から年1000~4万円を徴収。毎年4億円をかけ、人工林のスギやヒノキを伐採して自然林に戻したり、竹を間伐したりしてきた。
年約2万5000トンの二酸化炭素削減などの効果が見込まれる上、県民へのアンケートで8割以上が事業継続を望んでいるとの結果を受け、14年度まで事業を延長する計画見直し案を策定した。
案では、5年間で計約20億1000万円を投入し、従来の事業に加え、広葉樹の植栽や耕作放棄地の竹の伐採、荒廃したアカマツ林の再生、森林ボランティア活動の支援を新たに行う。
県は同案をホームページで公表。12月15日まで意見を受け付け、計画に反映させた上で、条例改正案として県議会に提出する。
県森林企画課は「県民の評価が高く、継続を決めた。これまでの反省も踏まえ、より良い計画へと見直していきたい」としている。