ID : 14015
公開日 : 2009年 11月12日
タイトル
新日鉄、間伐材を燃料に 10年から釜石市と連携
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20091113AT1D1205R12112009.html
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元urltop:
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写真:
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新日本製鉄は国内鉄鋼メーカーで初めて間伐材を本格活用する。岩手県釜石市と連携、2010年夏をめどに釜石製鉄所(釜石市)の石炭火力発電設備の燃料として年間5000トンを使用する。重油燃料の加熱炉にも数年後をめどに広げ、重油全廃につなげる。二酸化炭素(CO2)の排出量削減や森林保全、地域の林業振興を目指す。 釜石製鉄所は特殊鋼線材の生産と東北電力向けの売電が主な事業。まず発電設備の石炭に代わる燃料に、木材としては使えず山林に放置された間伐材を使う。釜石市は地元森林組合が最新の林業機械を導入するのに補助金を出し、供給体制を整える。発電設備で使う量は同市で1年間に出る放置間伐材の6割超に当たる。