ID : 13947
公開日 : 2009年 11月10日
タイトル
民主県連 戦略局 業界団体と初会合
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20091109-OYT8T01086.htm
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元urltop:
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写真:
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民主党県連は8日夕、高知市内のホテルで、県連戦略局と業界団体との初めての意見交換会を開いた。第1回のテーマは林業で、会合には業界の幹部クラスが顔をそろえたが、従来自民党を支援してきたメンバーも多く、「これが政権交代ということか」との声も。同局は、鳩山新政権が設置した国家戦略局の地方版とも言える組織。今後、各種企業、団体との会合を定期的に開くほか、直接の要望も随時受け付け、県連として意見を取りまとめたうえで党本部に報告、政府に政策の実現を働きかけていく。
同局は、政権与党として、地方自治体や企業、業界団体など、現場の声を国策に反映していくため、9月に設置。局長を務める広田一・参院議員は10月以降、県内34市町村を巡り、首長と個別の面談を重ねてきた。
この日の会合には、関係者約35人が出席。参加者からは「政権が変わるたびに政策が変わると、現場は混乱する。長期的な戦略を持って施策を展開して」「今後も業界について勉強し、現場の声をしっかり中央に届けてほしい」との声が上がる一方、武内則男県連代表が上京のため、会合を中座したことに「中央が大事か、地方が大事か。高知ではいまだ自民党が与党で、民主党は野党だ」と反発の声が出るなど、政権交代を象徴する場面も見られた。
広田局長は「皆さんの意見や提言を党本部に伝えていくのが私の仕事。実際の政策への反映については試行錯誤の部分もあるが、頂いた意見については、できるだけ前向きに取り組んでいく」と述べた。