ID : 13886
公開日 : 2009年 11月 4日
タイトル
九州電力、木質バイオマスの混焼発電を実施
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新聞名
エクール
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元URL.
http://www.ecool.jp/press/2009/11/post-389.html
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元urltop:
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写真:
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苓北発電所における木質バイオマス混焼の実施について
当社は、地球環境問題への対応、国産エネルギー活用の観点から、中期経営方針に「再生可能エネルギーの積極的な開発・導入」を掲げ、推進しております。
この度、再生可能エネルギー導入の一環として、国の補助事業※1の採択を受け、石炭を燃料とする苓北発電所にて、未利用森林資源である国内林地残材※2等を利用した木質バイオマス混焼を実施することといたしました。
以上※1 平成21年度 林地残材バイオマス石炭混焼発電実証事業※2 立木を丸太にする際に出る枝葉や梢端部分、森林外へ搬出されない間伐材等、通常林地に放置される残材
【実 施 計 画】
1. 実施場所苓北発電所1号機および2号機(微粉炭燃焼方式)所在地 : 熊本県天草郡苓北町大字年柄字苓陽1091 番地総出力 : 140万kW(70万kW×2基)
2. 混焼の概要○ 木質バイオマス混焼用の設備を平成22 年度に新設。○ 平成22 年度末より、チップ化された林地残材等を発電所で受入れ、既存の石炭払出コンベアに払出し、石炭と共に微粉炭機で粉砕しボイラで混焼。○ 木質バイオマスの混焼量は、年間(最大)1.5 万㌧(石炭との重量比で1%程度)。○ 平成26 年度まで、実測データを取得し国に報告。その間、設備に対する適用性評価および木質バイオマス燃料調達における経済性や輸送面を含む調達安定性等も検証。