ID : 13461
公開日 : 2009年 10月 7日
タイトル
女性が語る「里山活用」 塩尻で知事とつど
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_131072
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元urltop:
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写真:
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里山整備に取り組む女性有志らでつくる県林業研究グループ連絡協議会女性部会は5日、「里山活用を語る知事とのつどい」を塩尻市の県林業総合センターで開いた。村井知事との懇談会は昨年に続き2回目。県内各地のメンバーら約80人が参加し、4団体が里山での活動を報告した。
NPO法人信州フォレストワーク(長野市)は「里山の整備をするには、山林だけでなく、畑や田んぼの整備にも取り組む必要がある」として、森林の整備に棚田保全や遊休農地の活用を絡めた活動を紹介した。
星の町うすだ山菜きのこ生産組合(佐久市)は、キノコや山菜の生産法の改良を重ねたり、細かな選別は必要としない集荷法を取り入れたりして販売額を伸ばしていることを報告した。
このほかに、地域に多いアカマツを建材として利用する取り組みや、タケノコの収穫や竹炭の生産など竹林を生かした活動の発表があった。村井知事は「皆さんの意欲的な取り組みに敬意を表したい」と話した。
人の手が入らない放置山林の対策として、出席者からは県に対して「(山林を手入れする)人材育成のため、チェーンソーの使い方や森林整備の知識を深める研修を増やしてほしい」との要望も出た。