ID : 13415
公開日 : 2009年 10月 2日
タイトル
市民の環境学習の場に森つくろう 町田のNPO法人荒れた山林を整備再生へ参加者募集
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20091001/CK2009100102000110.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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町田市立小山田小学校裏の山林約一・三ヘクタールで、児童や市民の環境学習のための森づくりが始まった。ごみ減量や環境保全を目指す同市の特定非営利活動法人(NPO法人)「町田発・ゼロ・ウェイス
トの会」が市の委託を受け、長年荒れ放題だった森の再生に九月から取り組んでおり、「多くの市民の力で、学びの森づくりを進めたい」と市民の参加を呼び掛けている。 (堂畑圭吾)
整備が進められているのは、同市の北部丘陵に広がる山林約百ヘクタールの一部。かつて都市再生機構が多摩ニュータウン開発の一環で購入した土地で、市が買い取った。
長年人の手が入っておらず、下草や竹などが生い茂った状態。市が昨年「里山として学校教育に生かせないか」と地元に持ちかけたところ、同会が「環境や自然観察の場にしたい」と名乗り出た。
九月から山林内の下草刈りを進めており、下枝の伐採などにも取り掛かる。市も来春までに間伐し、森に間伐材を利用したベンチなどを置き、自然と調和した憩いの場を設けるなどの案も出ている。
森の整備に市民の参加を呼び掛けようと、十八日午後六時半から、市民ホールで講演会「すてきな学びの森づくり」を開く。講師は玉川大OBで、八ケ岳南ろくの雑木林を開放して「八ケ岳倶楽部(くらぶ)」を運営してい
る柳生真吾さん。森をテーマに座談会も予定し、同会は「森を循環型社会のモデルにし、自然との触れ合いの大切さをアピールしたい」と話している。講演会は入場料千円(全席指定)。問い合わせは、同会(小林さん)=
(電)090(6134)0629=へ。