ID : 13176
公開日 : 2009年 9月11日
タイトル
木質バイオマス活用へ 白山市
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新聞名
富山新聞
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元URL.
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20090911104.htm
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元urltop:
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写真:
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白山市議会9月定例会は10日、本会議を再開し、一般質問の答弁で角光雄市長は間伐 材や製材くずなどの「木質バイオマス(生物資源)」を活用するため、年内に利用可能量
調査を実施し、来年度に資源化を推進する事業計画を策定する考えを明らかにした。
角市長は木質バイオマス事業に関し「チップやペレット(固形燃料)などバイオマス燃 料製造のコストを削減することが普及の鍵になる」との認識を示し、市独自の調査と併せ
、国、県に助成制度創設を求めていく意向を強調した。同資源活用を求めた中西恵造氏に 答えた。
市林業水産課によると、同市の森林面積は県内市町で最も広い634平方キロ。木材、 木製品製造業者は現在23社で、現状では木材くずは県外事業者が引き取っている。同課
はバイオマス燃料活用について、化石燃料の使用抑制による二酸化炭素の排出量抑制や資 源加工に伴う雇用創出のほか、間伐推進につながるとしている。