ID : 12420
公開日 : 2009年 7月 5日
タイトル
御池鉄工、マルチバイオマス対応温水ボイラー発売
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新聞名
日刊工業新聞
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元URL.
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420090706caao.html
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元urltop:
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写真:
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御池鉄工所(広島県福山市、小林由和社長、084・963・5500)は、木質系燃料や廃棄物固形燃料(RPF)などを使う「マルチバイオマスバーナー温水ボイラー」を発売した。燃料が安価なため、灯油などと
比べランニングコストが4分の1―5分の1となる。価格は非公表。温泉施設やハウス農場、学校などの給湯、暖房用に売り込む方針。
燃焼室に空気との接触を増やす独自構造を採用した。800度C以上で燃焼させて熱交換し、効率よく温水が得られる。さらに原料の植物が生育時に吸収した二酸化炭素(CO2)量で設備運転時の排出量を相殺する「カ
ーボンニュートラル」な木質燃料により環境負荷を軽減できる。
出力が毎時50万キロカロリーのボイラを1日当たり16時間運転した場合、化石燃料は年間約700トンのCO2を排出するが、木質燃料は排出量ゼロという。