ID : 1249
公開日 : 2006年 6月26日
タイトル
全国植樹祭を県政転換の契機と位置付け 報告会で知事が意気込み
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060627/lcl_____gif_____011.shtml
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元urltop:
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写真:
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天皇、皇后両陛下をお迎えし、下呂市をメーン会場として5月21日に開かれた「第57回全国植樹祭」の報告会が26日、岐阜市の県民ふれあい会館であった。古田肇知事は大成功に終わった植樹祭を振り返
り「どこがどう良かったのか整理し、この“植樹祭モデル”を、いろいろな意味で県政の転換につなげていきたい」と意欲を語った。
植樹祭県実行委員会メンバーの農林水産、経済、教育関係者や、国会議員、県議、関係市町などから約100人が参加した。
古田知事は「県の林政や植樹祭の位置付けを変えようと、植えて育てるだけでなく、切って使うというメッセージを出した」と話し、植樹祭を転換の契機と位置付けた意気込みを話した。
県は、植樹祭当日に「県森林づくり基本条例」を施行。今後、県産材の安定供給や間伐などに力を入れていく。下呂市のメーン会場付近は、子どもたちが森林について学ぶ場として整備される見通しだ。
「主役の子どもたち、式典の手作り感、テーマソングとした岐阜県民の歌、間伐材のカスタネット…。みんな良かった。いろんな人が大成功だったと言ってくれた」。古田知事は力を込めて充実感をにじませた。