ID : 12249
公開日 : 2009年 6月24日
タイトル
サルやシカの道標 観光客をお出迎え スギの間伐材活用 霧降高原道路
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20090624/CK2009062402000124.html
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元urltop:
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写真:
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日光市・霧降高原道路のドライブをより快適に楽しんでもらおうと、地元の観光業者らでつくる「霧降を元気にする会」(山本智之会長)が二十三日、スギの間伐材を使ったチェーンソーアート道標の設置を始
めた。
高原道路が一昨年から無料化されて以来、交通量の増大に伴う事故なども増え、ドライバーから「位置を確認したいが分からない」などの声も舞い込んでいた。そこで「快適ドライブで観光発信」を狙いに、道標設置事
業を企画。市の地域振興事業に認定された。
道標は長さ四メートル、直径約四十センチ。フクロウやサル、シカ、ニッコウキスゲなど同高原の動植物たちがトーテムポールよろしく出迎え、道案内をしてくれる。制作したのは、東日本大会での優勝経験もある鹿沼市
のチェーンソーアーティスト小林哲二さん(38)と、山本会長の弟である和孝さん(37)。小林さんが二十五本、和孝さんが五本を手掛けた。
道標は、高原道路計約二十五キロの沿道に一キロ間隔で設置。道路起点からの距離や標高などの案内も添えられる。二十五日までにすべてを設置する予定。