ID : 12086
公開日 : 2009年 6月15日
タイトル
エコハウス:CO2半減、普及へ協議会 /石
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20090614ddlk17040372000c.html
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元urltop:
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写真:
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太陽熱など自然の力を活用し、エネルギー消費、CO2排出を半減させる自立循環型住宅(エコハウス)の普及を目指す「県エコハウス推進地域協議会」が12日、発足した。有識者や建築業界団体などで構
成。来春までに県が金沢市に建設するモデル住宅について、設計や施工、完成後の利用方法などを話し合う。
モデル住宅は、県が環境省から1億円の補助を受け、地場産業振興センターの敷地に1軒建てる。協議会会長には垂水弘夫・金沢工業大教授(建築環境工学)が就き、設計や施工など段階ごとに会議を開く。この日、メ
ンバーからは「冬は低温多湿で、家が大きく室内空間が広いといった北陸独特の気候、建築に合った住宅に」といった意見が出された。
一方、県庁では同日、建築設備会社向けにエコハウスの技術講習会を開催。専門家が日射熱の活用、建物の断熱、省エネ型設備などを具体的に説明した。このうち齋藤宏昭氏(建築研究所)は「断熱性の高い家は部屋
の温度差が抑えられ、高齢者への負担も軽い」と話していた。