ID : 12041
公開日 : 2009年 6月 8日
タイトル
道補正1080億円規模 雇用対策や森林整備
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/170274.html
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元urltop:
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写真:
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道は8日、16日開会予定の定例道議会に1080億円規模の一般会計補正予算案を提案する方針を固めた。総額約14兆円の国の「追加経済対策」に伴うもので、離職者向けの雇用対策や自殺防止対策など
を実施する。6月議会に提案する経済対策の補正予算としては過去2番目の規模となる。
今回の国の追加経済対策に伴う道の補正予算は最終的に2千億円規模になる見込みで、道は9月の定例道議会などで追加補正する方針だ。
雇用関連では「緊急雇用創出事業臨時特例基金」に約100億円を計上。道や市町村は基金を財源にして、離職した非正規労働者や中高年齢の労働者向けに6カ月未満の短期雇用を創出する。
また、「森林整備加速化・林業再生基金」に約120億円を計上し、間伐や林道整備などを支援。公共事業関連では国の直轄事業負担金などで約680億円を計上するほか、道の単独事業などで約50億円を盛り込む。
このほか、景気悪化などで自殺者が増加するのを防ぐため「地域自殺対策緊急強化基金」を新たに創設。道内市町村と連携し、相談支援体制や相談員の人材養成を充実させる。
6月の補正額では、知事選後の6月議会に政策予算を提案した年を除くと、堀達也道政下の1998年、拓銀破綻(はたん)対策などで2670億円を追加したのに次ぐ規模。