ID : 11976
公開日 : 2009年 6月 5日
タイトル
林野庁部長と意見交換 県内林業関係者 丸太輸出支援など要望
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/100324
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元urltop:
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写真:
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5月に成立した国の本年度補正予算に、森林整備や林業再生事業に約2500億円が計上されたことを受け、林野庁の小山信温(のぶあつ)林政部長ら3人が4日、日田市役所を訪問。県内外の林業・木材産業
関係者約40人と意見交換をした。
県によると、本年度の林業関連予算は異例の規模。小山部長ら3人は、現場の声を聞き、長引く林業不況の打開策を探ろうと、九州では最も林業が盛んな日田市を訪問したという。
小山部長は「国の予算が林業の追い風になるように、意見交換を通じて有意義な使い道を考えたい」とあいさつ。林政部の担当者が、補正予算について、間伐や路網整備への定額補助(800億円)のほか、里山保全の
ための緊急雇用や林業の担い手定着など雇用創出(50億円)などが盛り込まれていることを説明した。
一方、日田市の林業関係者は「住宅着工戸数の減少で、国内の原木需要が低迷している。海外への丸太輸出を支援してほしい」などと要望した。
小山部長らは5日、同市内の原木市場や木材関連企業を視察する予定。