ID : 11932
公開日 : 2009年 6月 2日
タイトル
日本野鳥の会、国内植樹プロジェクトに着手/シマフクロウの生息地を保全
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新聞名
エクール
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元URL.
http://www.ecool.jp/news/2009/06/nya19-371.html
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元urltop:
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写真:
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財団法人 日本野鳥の会(会長:柳生 博)は2日、生物多様性保全と希少種保護、地球温暖化対策を同時に、国内で実現を目指す植樹プロジェクト「The forest of the fish owl
シマフクロウの森を育てよう!」に着手したことを発表した。
近い将来において野生での絶滅の危険性が極めて高いとされる「絶滅危惧IA類」のシマフクロウは、北海道および北方領土などに生息しているが、森林伐採による営巣木の減少などにより著しく個体数を減らしており、
国内では北海道東部に約130羽が生息するだけとなっている。
今回のプロジェクトは、シマフクロウの生息地である北海道東部で、日本野鳥の会が所有する野鳥保護区に原生的自然環境を復元することにより、生物多様性と植樹による森林炭素吸収量「カーボンオフセット」の実現
を目指す森林再生・保全型のプロジェクトになる。さらに今後は、事業用地を増やし、植樹だけでなく除間伐なども加えたプロジェクトを計画していくという。