ID : 11857
公開日 : 2009年 5月25日
タイトル
雇用創出、林業に重点 県補正予算案231億円
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20090526-OYT8T01126.htm
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元urltop:
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写真:
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県は26日、総額231億円の2009年度一般会計補正予算案を発表した。公共事業が165億円を占め、国直轄事業や国庫補助事業が多く、事業規模は過去最大規模の418億円。雇用創出や林業振興にも重
点を置いた。国の経済危機対策に合わせた6月補正の一部前倒しで、28日開会の臨時議会に提案する。
公共事業のうち国直轄事業は、高松自動車道の4車線化、長安口ダム改造などの負担金に46億円を計上。事業費は計294億円といい、交付金などを活用する。
一方、国庫補助事業は、県道鳴門池田線の道路改良、林野地滑り防止などに計116億円。県単独事業では、農林水産業振興のため、生産性の高い農業基盤作りや林道を整備する「とくしま強い農林水産業づくり枠」に4
億5000万円、ガードレールや舗装の修繕など「生活密着型維持補修枠」に3億円を充てた。
林業の活性化ではさらに、42億円で「森林整備加速化・林業飛躍基金」を創設。11年度までの3年間で、間伐材の木材・バイオマス利用を進め、森林整備や間伐材の搬出、流通対策などに補助金を交付して、雇用も生
み出す。
雇用対策そのものでは、基金を取り崩し、「ふるさと雇用再生特別対策費」と「緊急雇用創出臨時特別対策費」に計約10億円を計上。現行の両対策費で2009年度末までに約1400人の雇用創出を予定していたが、さ
らに約600人分上乗せする。
このほか、新型インフルエンザ対策として、国から求められていた治療薬のタミフルとリレンザ計15万5800人分を、11年度までの予定から前倒しして備蓄するため、購入費9700万円を盛り込んだ。