ID : 11832
公開日 : 2009年 5月26日
タイトル
栃木の木材販売会社 古い木材再活用
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新聞名
MSN産経ニュース
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/090526/tcg0905260251001-n1.htm
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写真:
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建築解体現場などから廃棄処分されていた木材を再び活用(リユース)しようと、木材販売会社「大樹(だいじゅ)」(栃木県上三川町)は、古材流通ビジネスを始めた。
同社は、「ヴィンテージアイモク」(松山市)が運営するフランチャイズシステム「古材倉庫」に加盟。廃棄処分されていた木材を買い取り、装飾材や構造材として販売する。古材買い取りを踏まえた解体工事請負の取り次
ぎや、古材を使った住宅・店舗のプロデュースも行う。
県内では、「佐野スレート工業所」(佐野市)が瓦の再利用を推進する「古瓦倉庫」に、「鈴木工務店」(宇都宮市)が古材倉庫に加盟している。これら2社と協力し、県内で古材などが資源として適正価格で取引される環
境を構築したいとしている。
古材倉庫の運営するホームページ「古材ねっと」(http://www.kozai.net)に大樹の情報が掲載されている。大樹の長山大(まさる)専務は「木を木としてその姿を変えずに生かされることこそが、廃棄物を減らし
二酸化炭素を出さない一番良い方法だと考えている」とコメントしている。