ID : 11815
公開日 : 2009年 5月24日
タイトル
林業を体験しよう! 日立で『職業探検少年団』
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090525/CK2009052502000083.html
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元urltop:
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写真:
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日立市で、小中学生がさまざまな仕事を体験する「職業探検少年団」の活動が始まった。二十四日は、森の大切さを考える「林業探検少年団」の入団式があり、子どもたちは間伐したサクラの枝を使って、ネ
ームプレートづくりに挑戦した。
「職業探検少年団」は、市教委と日立商工会議所が中心となり、市民グループ、NPO(民間非営利団体)、漁協なども加わり、子どもたちが学校や地域で学べない体験を行う。水産業、ものづくり、パソコンなど九つの少
年団に、八十人の子どもたちが参加し、来年三月まで毎月一回から二回、実際の仕事の現場に接する。
「林業探検少年団」には、小学校一年生から六年生までの児童十七人が入団した。
入団式で、市森林組合の勝間田浩組合長が「森には水を蓄えたり、空気をきれいにする働きがある。一年間、森の成り立ちをみんなで勉強していきましょう」と激励。市内の特定非営利活動法人(NPO法人)「助川山保
全クラブ」も活動を支援し、森林ボランティアで伐採されたサクラの枝を教材に活用した。市立大久保小五年生の舛谷将君(10)は「夏休みにクワガタやカタツムリを捕りに森の中に入るのが楽しみ」と話した