ID : 11717
公開日 : 2009年 5月17日
タイトル
県、カーボン・オフセット認証 森林整備事業者を募集
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20090517-OYT8T00022.htm
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元urltop:
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写真:
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日常生活などで発生する二酸化炭素(CO2)の排出を森林整備などCO2削減事業に投資することでオフセット(相殺)する「カーボン・オフセット制度」について、県は森林整備を行う事業者の募集を始めた。
カーボン・オフセットは、人間の活動で生じるCO2のうち、削減しきれない分を埋め合わせるため、企業が売り上げの一部を間伐などの森林整備にあてるといった、地球温暖化対策の一つ。
国には、企業からの資金を元に森林整備を行う事業者を認証する制度があり、県も同様の制度を独自に始めた。県環境企画課では「県内の事業者にとっては県のほうが身近で、多くの事業者からの応募が見込まれる」
と期待する。
具体的には、森林整備を行う事業者が整備面積やCO2吸収量を記載した書類を県に提出。県による書類審査のほか、第三者機関による山林の現地調査なども行う。最終的には、大学教授など6人の専門家で構成す
る「認証審査委員会」が審査して認証する。
県の認証を受けた事業者は、国の登録簿に掲載。その後、環境事業を希望する企業からの資金を元に、事業者が間伐などの事業を進めることになる。県は、事業者の登録簿への掲載を今秋までに行いたいとしている
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