ID : 11623
公開日 : 2009年 5月 7日
タイトル
森林協定:県と東芝、間伐材利用や植林協力 /青森
.
新聞名
毎日新聞
.
元URL.
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090508ddlk02040233000c.html
.
元urltop:
.
写真:
.
県は7日、大手電機メーカーの東芝(東京都)と間伐材の利用や植林などの森林整備に乗り出す包括協定を締結した。期間は5年間で、同時に結んだ「県森林づくり協定」により、同社は県と共同して三沢市と
七戸町の計10・5ヘクタールの森林を整備し、従業員の環境教育の場に活用する。
東芝は環境NPO「オフィス町内会」(東京都)の持つノウハウを活用。同市で切り出した間伐材を紙に加工し、間伐促進費を上乗せして購入。同社のパンフレットなどの印刷物やコピー用紙に再利用する。
同市の森林は太平洋沿いにあり、クロマツの間伐と、不良木となっている広葉樹の伐採などをする。同市の種市一正市長は「クロマツはヤマセによる冷たい風を防ぐ防風林となっており、整備していただけるのはあり
がたい」と話していた。
一方、七戸町清水頭の森林では、ブナやクリ、ヤマザクラなどの植栽をする。30日に記念植樹を予定しており、同町の小又勉町長は「世界一おいしいクリがより一層おいしくなる」と笑顔だった。
東芝は、企業が社会的責任を果たす「CSR活動」の一環として国内外で計150万本規模の森林を整備する運動をしており、国内8都道府県と協定を結んでいる。