ID : 11589
公開日 : 2009年 5月 5日
タイトル
三河の森を応援
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20090506-OYT8T00038.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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とよた旭高原山楽会」の15人
人工林で間伐作業 地域の山林を守ろうと、三河地域などに住む有志がグループを作り、人工林での間伐に取り組んでいる。メンバーは「森の応援団として豊かな森を育てる一翼を担いたい」と意気盛んだ。
グループは、「とよた旭高原山楽会」(鈴木敏治代表)。市民に森林、林業の大切さを広め、間伐ができる人材を育成するため、豊田市や豊田森林組合が運営する「とよた森林学校」で学んだ豊田、岡崎、西尾、田原、蒲
郡、知多、名古屋の市民ら15人で結成した。会社員、自営業者や、仕事を退職した人たちだ。
メンバーは、森林学校に参加し、間伐体験を通じて「治水、利水という大切な機能を持つ山を大切にしよう」と考えたことが結成のきっかけ。今年1月に旗揚げし、これまで豊田市内の山林でベテラン林業家らの指導を
受けながら、間伐作業に取り組んできた。
現在は、6月6日に豊田市で行われる「森の健康診断」(矢作川森の健康診断実行委主催)で参加者の指導役を務めるため、山中でスギやヒノキの植林密度、植物の種類数を調べる手順などを練習している。
鈴木代表(62)は「今は、木がこみすぎ、下草もない山が多い、山に詳しい人たちに教えてもらいながら、山を元気にしたい」と話している。健康診断実行委は参加者を募集している。申し込みはファクス(052・581・
8161)かメール(yamorikyou@yahoo.co.jp)で。