ID : 11459
公開日 : 2009年 4月23日
タイトル
薪ストーブ燃料に間伐材活用
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090422-OYT8T01231.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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地球温暖化防止や資源の有効活用を図ろうと、間伐材や木工所などから出る廃材を引き取り、ストーブなどの薪として安く提供するNPO法人「エコサンタ」が、那須町で活動を始めた。
理事長の人見元規さん(26)は、同町高久乙で世界各国の薪ストーブを販売している。人見さんによると、間伐材や廃材はなかなか引き取り手がない一方、薪ストーブは別荘が多い同町などを中心に設置者が増え、薪
の需要も伸びている。エコサンタは双方の橋渡し役を担う。今年2月、内閣府からNPO法人の認証を受けた。
薪は、間伐材などを有効活用できるほか、樹木は二酸化炭素を吸収しているため、燃やしても大気中の二酸化炭素の増加につながらないという。
薪ストーブ設置者を中心に会員を募り、薪を販売しており、すでに会員約40人が集まっている。販売場所の「薪ステーション」を、同町高久乙の「フィンランドの森」と福島県郡山市に設置。今年度中にさらに3か所に設
置する方針。
薪は1束380円、軽トラック1台分(40束相当)で1万2000円。問い合わせはエコサンタ(0287・78・1981)。