ID : 11341
公開日 : 2009年 4月16日
タイトル
森林資源活用で農水省に初申請 福岡、山形で3事業
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新聞名
47NEWS
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元URL.
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041501000525.html
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元urltop:
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写真:
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農林水産省は15日、「国内クレジット制度」で、おがくずや間伐材からつくった燃料を活用する事業3件の申請があったと発表した。森林バイオマスを活用した事業の申請は初めてという。
九州電力と三菱商事は、福岡県那珂川町と八女市の温泉施設で、ボイラー用に木質燃料を利用する事業に出資する。那珂川町では製材所のスギのおがくずを燃料にして重油の代わりに使用、二酸化炭素(CO2)の排
出を年間950トン削減して排出枠を獲得、両社の削減目標達成に生かす。八女市ではスギ間伐材のチップを活用する。
また山形県小国町でもオリックスなどが融雪や庁舎の暖房用に、間伐材のチップを使う事業に出資する。
林野庁は「未利用の間伐材などを活用した事例が広がれば、山村での雇用創出や森林整備が進む」と申請の動きを歓迎している。