ID : 11338
公開日 : 2009年 4月15日
タイトル
富士ひのきで作った文具セット、「富士山価格」で新発売
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090415-OYT1T00096.htm?from=main4
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元urltop:
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写真:
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静岡県富士宮市宮町の文具店「文具の蔵Rihei」が、富士山南麓(ろく)地域のブランド木材「富士ひのき」を使ったボールペンなどの文具を開発した。
5月1日から販売する。
富士ひのきは、香りが豊かで、腐食しにくいのが特徴。第2次大戦後に富士山南麓地域に植林されてから50~60年たち、伐採期を迎えたが、外材の利用が増えているため需要が伸び悩んでいた。
同店は、富士ひのきの需要を増やし価値を高めようと、富士宮森林組合や富士宮木材協同組合などと協力して文具の開発を進めた。
使われているのは、根元に近く、正目になっている部分。木材を使った文具の開発の実績がある三菱鉛筆の技術協力も得て、ひのきに熱い蒸気を吹き付けてプレス加工する方法でプラスチックと同程度の強度を得る
ことができた。
富士ひのきのボールペンとシャープペンはともに1本2100円。ボールペンかシャープペンのいずれかと富士ひのきの印鑑(直径10・5ミリ)のセットは「富士山価格」として3776円(値段はいずれも税込み)。問い合わ
せは同店(0544・27・2725)へ。