ID　：　11332

公開日　：　2009年 4月15日

タイトル

「さぬきたてぐ祭」で匠の技を披露　香川

新聞名

MSN産経

元URL.

http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/kagawa/090415/kgw0904150238002-n1.htm

写真:

　

家具などの製造に従事する木工技術者が作品を通じ、優れた技能を披露する「平成２１年度香川県建具技能作品展（さぬきたてぐ祭）」（県アースリィウッド協同組合など主催）が、高松市番町の県庁ギャラリ ーで開かれている。組子や欄間（らんま）彫刻など県の伝統工芸技能を駆使した机やいす、ガラス戸などの家具３０点を展示。訪れた人は匠の技の素晴らしさに見入っている。１７日まで。
　同展は、木工従事者の技能向上を図るとともに、県の家具や建具の優秀性や魅力をＰＲしよう－と、昭和６３年から開催。今年で２１回目を迎える。
　知事賞を受賞した「机」は、伝統の「枡組み」技術を用い、１本のくぎも使わず製作。外国産材を使用しながらも落ち着いた「和」の風合いが感じられる。技術的にもレベルの高い作品に仕上がっているという。
　会場では、伝統家具のほか、将棋盤を中央に組み込んだテーブルや、間伐材を使った引き戸など、ライフスタイルの変化や時代の動きを反映した若手職人による新感覚の家具も人気を呼んでいる。

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