ID : 11309
公開日 : 2009年 4月11日
タイトル
森林保全でCO2削減 都市と地方、連携広がる
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090412AT3B0703S11042009.html
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元urltop:
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写真:
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温暖化ガスの削減と森林再生に向け、都市部と農村部の自治体が手を組む動きが広がってきた。二酸化炭素(CO2)を吸収する森林を地方で育成し、都会で排出するCO2と相殺する「カーボンオフセット」に
取り組むことで、東京都新宿区が長野県伊那市と協定を締結。茨城県でもつくば市と大子町が連携する。都市部の資金を活用し地方の森林を再生しようと、国も財政支援する方針だ。
新宿区は伊那市と「地球環境保全協定」を結んだ。2009年度から5年間、新宿区が費用を負担し市有林を毎年30ヘクタールずつ間伐する。間伐するとより多くの太陽光が入り森林を良好な状態に保てる。森林が吸収で
きるCO2量は30ヘクタール当たり120トン増えるという。(