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ID : 11294
公開日 : 2009年 4月10日
タイトル
緑のコーディネーター:豊田森林組合、5人採用 森づくりの担い手に期待
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090411ddlk23040231000c.html
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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◇派遣切り、転職…
 森林調査などをする豊田森林組合(豊田市)の「緑のコーディネーター」に今月、5人が採用された。派遣切りに遭ったり、会社員や運転手から転職し、山の仕事を選んだ。組合は森づくりの担い手として期待する。
 5人は深谷幸代さん(28)▽三浦健司さん(39)▽相地理恵さん(23)▽清水元一さん(40)▽西川智基さん(35)。出身は刈谷、新城、岡崎、瀬戸市や長野県で、2月下旬に名古屋で開かれた森林の仕事ガイダンスに 参加したのがきっかけで組合に採用された。
 三浦さんは昨年11月末に派遣社員の仕事を失った。「以前から森の仕事に興味を持っていた。できるだけ早く仕事を覚えたい」と張り切る。相地さんは大手メーカー社員から転職。「森林ボランティアの活動をしていて 、森を守らなければと思っていた」と言う。
 コーディネーターは山林の測量や森林の状態の調査をして「森のカルテ」を作り、間伐を進める「森づくり団地」を組織する。5人は5月からの本格作業に向け、講義を聴き、山で測量技術の研修を続けている。市は緊急 雇用対策として、来年3月まで5人の給料の8割を負担する。
 豊田市は面積の約7割を森林が占め、その半分は過密林で間伐が必要になっている。市は07年10月に森づくり基本計画を策定し、10年間で2万6000ヘクタールの間伐を目指す。09年度の目標は1000ヘクタール 。しかし、間伐作業に入るためには、事前に森林の状況や所有者の境界を把握する必要があり、これまでに所有者と合意できたのは300ヘクタールにとどまっている。間伐を目標通り進めるには、コーディネーターの確 保が不可欠になっていた。
 組合の林冨造常務理事は「5人は森を守ることの意義が分かっていて、一生懸命やっている」と話している。
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