ID : 11179
公開日 : 2009年 6月 2日
タイトル
福井県内の森林 31万2514ヘクタール
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新聞名
MSN産経ニュース
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/fukui/090602/fki0906020249000-n1.htm
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写真:
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福井県政策統計課は全国植樹祭(7日開催)に合わせ、森や緑に関するデータをまとめた。
県の平成19年3月末現在の森林面積は31万2514ヘクタールで、総面積の約75%。1人当たりの面積は3828平方メートルで都道府県別で15位。
民有人工林の占める割合が平成2年の35・9%から18年には37・5%に増えている。天然林は49・1%から47・7%に減っており、人工林の占める割合が増える傾向が続いている。
森林には空気の浄化機能や貯水能力など、環境や安全にかかわる重要な機能がある。県が「森林・林業活性化プラン21」の中でお金に換算した森林の機能は、水質浄化機能が年間2782億円、洪水緩和機能678億
円、二酸化炭素の吸収機能が154億円。地面の侵食や土砂の崩壊を防ぐ機能は表面侵食防止が3504億円、表層崩壊防止が1047億円。
トータルでは1兆800億円もの仕事を森林が受け持っている。県民1人当たりでは130万円。全国の森林は年間約70兆円で、国民1人当たりでは55万円に相当するという。