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元URL.
http://www.townnews.co.jp/020area_page/03_fri/12_hako/2009_2/04_03/hako_top1.html
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湯河原町の菜畑林道で3月28日、町民による杉林の間伐ボランティアが行われ、チェーンソーの音が森にこだました。
この日集まったのは「森林と自然との共生を目指す会」のメンバー25人で、活動は今回で6回目。普段は林業とは縁のない町民が斜面を降りてノコを入れ、約120本を伐採。作業後は暗かった林の所々に光が差し込ん
でいた。
湯河原町は面積約50平方キロメートルのうち山林は約14平方キロメートルを占めるが、町担当課によると「手入れがされている面積はどれほどなのか分からない」。放置された森林は光が入らなくなり、土砂が流れや
すくなる。間伐材の利用法も限られており、同会では間伐材を持ち帰り有効活用を呼びかけたが、この日の伐採分は枝をチップ化したほかは、多くが土留めとして横たえられた。
参加したメンバーの一人、白戸徳治さん(74)は「声を掛けられて参加した。間伐材の需要が少ないからといって放っておくと、湯河原の里山はダメになる。機会があれば今後も参加したい」と息を切らせていた。++/div
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