ID : 11088
公開日 : 2009年 3月31日
タイトル
30年ぶり 県産杉かまぼこ板復活 敦賀の小牧
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新聞名
福井新聞
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元URL.
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=6731
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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福井県産材の利用促進と環境対策などを目的に敦賀市のかまぼこ製造業の小牧が、外材に代えて県産杉で作ったかまぼこ板を使うことになり31日、第1弾として3000枚が納入された。小牧にとって国内
産の杉板使用は約30年ぶり。今後は月に3000枚のペースで収められる。さらに小麦粉の代わりに県産米粉などを使った、この杉板用の新商品を開発中で、地産地消にも寄与する。
かまぼこ板はかつて国内産の杉で作られていたが、多くは安価なモミやツガなどの外材に取って代わられていた。地球環境問題の高まりの中、県産杉材の新規利用開拓を図る木材業者と、板の輸送コストや、そのこと
による二酸化炭素排出量を抑えようという、かまぼこ製造業者の思いが合致し、今回の新たなかまぼこ板が生まれた。
納入された板は縦13.5センチ、横4.1センチ、厚さ1センチの小ぶりのサイズ。県内の木材業者が一体となってブランド化を目指している「越前杉」の焼き印が入っている。