森林税5年延長で使い道見直し
小学校の机を県産材に
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新聞名
山陽新聞
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元URL.
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/03/24/2009032419444019001.html
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元urltop:
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写真:
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県は「おかやま森づくり県民税」(森林税)の徴収を2009年度から5年間延長するのに伴い、税の使い道を大幅に見直す。台風による風倒木被害の復旧が一段落したため、県産材の利用促進や自然の力を生
かした森づくりに重点的に取り組む。
県産材の需要を安定させるため、学校備品に木製品を増やす。県内の小学1年の教室に県産材製の机といすを導入、5年間で約半分に当たる9500組を切り替える。09年度当初予算に1500組分の導入費3900万
円を計上した。
自然を生かした森林育成では、地域の植生に合わせて広葉樹林への転換を図る。松くい虫の被害林で、枯れた松の伐採事業に着手。伐採後は新たな植林をせず、土砂崩れなどの災害に強い広葉樹が自然に育つのを
待つ。初年度は2000万円かけ、60ヘクタールで手がける。