ID : 10918
公開日 : 2009年 3月17日
タイトル
JT、山形県で森林保全協定を締結
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新聞名
エクール
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元URL.
http://www.ecool.jp/press/2009/03/post-32.html
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元urltop:
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写真:
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JT、山形県で森林保全協定を締結
JTの国内 植林/森林保全活動 第8弾
「JTの森 鶴岡」
東北地区で初の森林保全協定を締結
JT(本社: 東京、社長: 木村 宏)は、自然環境保全の取り組みの一環として、山形県鶴岡市内の海岸砂防林、約25haを5年間借り受け「JTの森 鶴岡」として植林/森林保全活動を実施します。
JTでは所有者や自治体と森林保全協定を締結し、手入れが必要な森林の整備を支援する活動を2005年より行っており、本件は東北地区で初の活動となります。また国内の植林/森林保全活動「JTの森」としては8か所目
、海外での取り組みも含めると10か所目となります。
鶴岡市は山形県西部に位置します。日本海に面した庄内砂丘では、海側からの強風、飛砂(ひさ)など厳しい自然から暮らしや農作物を守るため、約300年前から海岸に砂防林を植え育ててきた歴史があり、現在はメロ
ン栽培や米作などが盛んな農業地帯となっています。
今回、協定対象となる森林は山形県有林、鶴岡市有林と民有林の3ヶ所、約25haで、いずれも戦後造成されたクロマツが主体の砂防林です。松林の老木化や疎林化、樹高が高くなりすぎたことによる農作物への日照の影
響、また病害虫である松くい虫による松枯れ被害やニセアカシア(外来植物)の繁茂などによる森林の荒廃が進んでおり、早急な手入れが必要とされています。このため、暮らしや農地を守る砂防林としての機能を高め
る活動に取り組むとともに、訪れた方が森林と親しむことができる環境保全林づくりをめざし、地域と協働で植栽や保育などの森林整備に取り組みます。
活動開始に先立ち、2009年3月26日に山形県庁において、吉村美栄子 山形県知事、富塚陽一 鶴岡市長、阿部富太郎 下川生産森林組合 組合長理事、住川雅明 JT代表取締役副社長が出席し、「JTの森
鶴岡」森づくり協定締結式を行います。
JTは、たばこ、医薬、食品事業を中心とした事業活動を通じ、お客様に一服、一息などの憩い、やすらぎを提供してきました。これらの事業では、葉たばこ、紙、野菜、茶葉など植物を中心とした原材料を使用しており、
自然の恵みによって事業が成り立っているといえます。このため、事業を支える自然に対する感謝の想いと企業の社会的責任の観点から、自然環境保全への取り組みとして、植林/森林保全活動を行うものです。
JTは、今後も、健全で豊かな環境が将来の世代に引き継がれるよう、より良い環境の創造に向けた積極的な取り組みを進めていきます。
【実施内容】
名称:JTの森 鶴岡
実施地:山形県鶴岡市下川字龍花崎、七窪
面積:24.7ha
活動内容:植栽、下刈、除伐、断幹、防風柵設置など
活動期間:2009年4月1日より 5年間