ID : 10862
公開日 : 2009年 3月13日
タイトル
20、30歳代 林業へ熱意
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20090313-OYT8T01046.htm
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元urltop:
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写真:
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県東部の林業への就職相談会「森林の仕事ガイダンス」が13日、田野町の老人福祉センターで初めて開かれ、求職者26人が出席した。
林野庁の「緑の雇用担い手対策事業」の一環で、製材、木材伐出業者でつくる「安芸流域林産業協同組合」の加盟4社と、馬路村、芸東両森林組合が参加。各企業ごとのブースで、求職者は仕事の内容や賃金などの説明
を受けた。香美市香北町の男性(31)は「大変な仕事だが、環境保全の観点から今後も重要な分野。定職に就きたいので、とにかく雇ってほしい」と熱心に話を聞いていた。
同協同組合によると、林業は高齢化が進み、仕事がきついことなどから人材確保が困難だったが、昨年からの世界的不況の影響で、林業関係の就職相談会には例年より10歳ほど若く、優秀な人材が集まっているという
。今回の参加者は20、30歳代が中心だった。
参加企業で、説明会を企画した「グリーンテクノ」(安芸市)の小松恵子さん(45)は「長続きする人が少ないので、ハローワークの紹介だけではわからない雇用側と求職者のギャップを埋めないといけない。面接に来る
人の思いを形にできるよう、国の補助制度も活用したい」と話していた。