ID : 10810
公開日 : 2009年 3月10日
タイトル
森林学習:木の香漂う 観音寺・大野原小の児童98人
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20090310ddlk37100704000c.html
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元urltop:
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写真:
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観音寺市大野原町大野原、大野原小(石川徹校長、527人)の6年生児童98人が9日、同町海老済(えびすくい)の学校林で森林環境学習をした。早春の木の香を胸いっぱいに吸い込みながら、林業の仕事を
間近で見たり、樹木を観察したりした。
最初に、藤岡勉さん(76)ら地域の森林ボランティアと林野庁香川森林管理事務所の職員が森林の役割や間伐の必要性を説明した。その後、ボランティアが木に登って枝打ちをしたり、木を根元から切り倒したりする様
子を見学。児童らは切られた木がゆっくりと倒れていくのを見て、「すごい」と感動していた。
矢野幸(みゆき)さん(12)は「林業は大変な仕事だと思った。もうすぐ卒業するが、学校林は地域の人たちとずっと見守っていきたい」と話した。
学校林は、愛媛県境に近い「萩の尾国有林」の一部2・5ヘクタール。7400本のヒノキとスギを植え、地域の人たちと間伐や下草刈りなどをして管理している。