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ID : 10752
公開日 : 2009年 3月 3日
タイトル
平泉古事の森」育てよう 協議会24日発足
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090303_12
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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平泉の文化財修復に使う木材供給や森林保全に取り組む「平泉古事の森育成協議会」が、今月下旬に発足する。奥州市衣川区での植樹などを通し、木の文化を支える森林づくりを進める。国と地元が連携し て推進する「古事の森」事業は全国9カ所で行われており、東北では初の実施。世界遺産登録に再挑戦する「平泉の文化遺産」を守る機運の醸成にもつながりそうだ。

 神社仏閣などの修復用木材は、修復前と同一の品質を満たす必要がある。しかし大径長尺の木材は国内供給が難しくなっている。
 「古事の森」構想は、200―400年の長期にわたる文化財修復用資材の確保が目的。作家立松和平さんらが提唱し2002年に始まった。京都の鞍馬山、茨城の筑波山などで実施されている。
 「平泉古事の森」として奥州市衣川区の月山国有林を指定。適した国有林が平泉町内になく、07年に同町と衣川区の小学生による植林が行われた同国有林が選ばれた。
 平泉古事の森育成協議会は24日に初会合を開き発足。平泉町、奥州市、中尊寺、毛越寺、一関地方森林組合などの代表者で構成。事務局は平泉町役場に置く。
 協議会は9月に森林管理署との協定締結と記念行事、月山国有林での植林を予定する。同町の斎藤清寿農林商工観光課長は「木の文化伝承に加え、平泉の文化遺産を守る活動にもなる」と期待する。
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