ID : 10799
公開日 : 2009年 3月 1日
タイトル
エコで勝負:ヤマハ 成長の速い植林木エレキ
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20090302ddm008020030000c.html
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元urltop:
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写真:
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ヤマハは軽くて成長の速い植林木を使ったエレキギター「RGX A2」=とエレキベース「RBX 4A2」=を発売している。樹齢数十年から200年以上の天然木の代わりに、植えてから5~6年の南洋原産の植
林材「ファルカタ」を使うため、天然林の保護につながる。従来のエレキギターやエレキベースより2~3割も軽いため演奏しやすく、輸送のために発生する二酸化炭素も12・5%減らせる。
ギターやベースに通常使われるメープル、マホガニー、アッシュ、アルダーなどの天然木の森林は一度伐採すると元に戻すのに数十年かかる。だが、ファルカタは育つのが速く、植えてから5~6年で繰り返し伐採でき
る。表と裏に張り合わせた厚さ数ミリの硬い「アガチス」の板で弦の響きを鋭く伝え、軽いファルカタの板で豊かに広げることで、ギターらしい伸びやかで張りのある音が出るように仕上げた。
希望小売価格はエレキギターが6万5100円、エレキベースが7万5600円。【